広葉樹の資源2012年04月02日

ケンです


題名:広葉樹施業における林業経営の可能性

(※今回もチェンソーアート関連のお話ではありません。)


僕は森林組合で林業に携わらせて頂いていますが、

広葉樹の可能性を真に信じています。



全国的に針葉樹の間伐施業、長伐期施業が理想とされているようですが、

(京都や和歌山などの林業地をモデル地区として)

僕はそうではなく、地域地域で適した林業があると思っています。



僕の地域は針葉樹林の面積があまりなく、1反歩~2反歩の小面積の

集合体で形成されている為、経済林としてはなかなか難しい状況です。

京都や和歌山の林業経営を真似ようとも真似られないのです。

一年間プロセッサー並びに高性能林業機械セットを導入して

間伐施業によって償却して行くには…

毎年100~150haの間伐施業を必要とし、

毎日30~50m3の材搬出を行わなければなりません。

(上の数字は単純計算です)

とてもとても僕たちの地域においては資源量が耐えません。



僕たちの地域は広葉樹林帯の方が多いのです。

近年の針葉樹間伐を主体とする林業情勢の中で

非常に危機感を感じている一方で、

チャンスだとも考えています。

ピンチはチャンスです。



広葉樹の施業における林業経営を…

僕が確立してみせる!!

(画策している内容はまだ秘密です)



※写真はしいたけ原木生産者の方のところへ

同僚と行って、色々教えて頂いている光景です